本棚の買い替えを検討中

本棚をもう少し大きいサイズに買い替えようか検討中です。小説好きの人なら分かると思うけど気づいたら本棚がいっぱいになっていますよね。引越しをした時にそれなりの大きさの棚を買ったので、買い替えることなんてないと思っていました。でも、その考えは甘かったです。自分の本好きを侮っていました。増えるは増えるで、気づいた頃には置くスペースが全くなくなっていました。友達から「読まないなら売れば」と言われますが、それは絶対にできません。集める楽しみがありますし、一回だけではなくて二回も三回も読むタイプなので。1年前に読んだ感想と今読んだ時の感想が違う時があります。前の時はあまり面白くなかったと思ったとしても今なら楽しく感じることもあるので、売ってしまうのはもったいないです。それに私が持っているのはマイナーな小説が多いので、古本屋に行ってもそこまで高く売れるような気がしません。よくて一冊100円くらいかな。それであれば、手元に残しておいて、暇な時にちょくちょく開いた方がいいような気がします。
本棚を買い替えるとしたら、次はかなり大きめのサイズにする予定です。恐らく、これからもどんどん増えていくはずなので、中途半端なサイズだとまた買わないといけなくなるので大きめにします。

本屋で休日を過ごす

休日を本屋で過ごしている人ってどのくらいいるんでしょうね。私はけっこう過ごしている方だと思います。今なんて本屋のスペースにカフェエリアがあって、コーヒーを飲んだり、軽食を食べながら読書が楽しめるところもあるのでとても便利です。大きな本屋だと椅子が用意されていて、そこでじっくりと読める場合もあります。私もよくそういったところに行っています。またその椅子の座り心地も良くて、長時間座っていてもお尻が痛くならなくて快適です。
休みの日に本屋に出かけると最低でも1時間くらいはいると思います。長い時だと2時間とか3時間はいるかもしれません。読みたいものがいっぱいあけど、それを全部買おうとするとお金がいくらあっても足りません。だから、読めそうなものはできる限り、その場で読んでいます。時間がかかりそうな小説の場合だとさすがにその場にずっといるのも申し訳ないので、何回かに分けて行ったり、空いている椅子を探して座って読むようにしています。話題の新刊が発売された日は混みやすいので、あまりゆっくりすることはできません。みなさん私と考えることは一緒なので。お金持ちになったら好き放題面白そうな本を買ってみたいです。お店みたいにずらっと揃えるのが夢です。

外へのつながりをカットして

机の上に並べてあるお気に入りの小説に埃がたまっているのを見て、ちょっと悲しくなりました。どの本よりも好きで、いつだって手に取りたいと思ったからこそここに置いていたのに、全然読み返すことができていいないのだと気付いたからです。そしてふと部屋を見回してみれば、次に読もうと思って積み上げた本も、食べようと思ってしまっていたお菓子も、全部そのまま、埃をかぶっていました。多忙だったんです。ふと窓に寄って空を見上げると、なんとなく、我が家から見る空はこんなふうだったかなと感じました。いつも見えるはずの電線や、聞こえるはずの生活音。そんなものが、ひどく遠いもののように思えて……。仕事や予定があるのは、喜ばしいことです。でもあまりにも続くと、人は疲れてしまうんですね。次の休日こそは予定をいれず、本の埃を払って、お菓子の袋を開けて、のんびりしようと思いました。パソコンも立ち上げず、携帯もバイブにして放置することにします。社会と関わるのは大事ですが、たまにはすべてから離れてのんびりしてみてもいいですよね。大好きなファンタジーの世界に没頭して一日を過ごせば、きっと空を見て、美しいと感じられるようにもなるでしょう。

夏の楽しみ、文庫の100冊

『○○文庫の100冊』といえば夏休みを連想しますが、その時に配られるパンフレットを、私は集めています。100冊の中に集まっているのはどれも名作ばかりです。その紹介文を読んでいるだけでもわくわくできるので、すごくお得ですよね。各社のパンフレットを貰って来て熟読し、これを読みたいと蛍光ペンで丸印をつけるのが楽しみなんです。数が多く当然夏だけでは読み切れませんし、正直お財布との相談もありますので、パンフレットはそのままとっておきます。次に読む本に悩んだときに、丸のついている本を買うのです。何年分も見比べてみると、王道的な作品は変わっていないものもたくさんあります。だからこそ新規参入の話を見るのはどきどきします。このそうそうたるメンバーの中に入り込んだ新人は誰?と言った感じです。そして自分の興味が変わっていくのも面白いですね。ある年はファンタジー一色で丸がついているかと思えば、ある年は恋愛系の話にばかり丸がついていたりします。たぶん今後も、私はこの小さなパンフレットを集めていくでしょう。無料でお手軽な、毎年のお楽しみ。気分は夏休みを待つ小学生と大差ありません。本当は100冊まとめて購入に憧れていますが……なかなか難しいものです。

定番サスペンス小説に惹かれてしまう

小説の楽しみは、物語がこの先どうなっていくのだろう…という未知の展開を、読者なりに想像しながら読み進めて行くところにあるのだろうと思います。だからこそ、一般的には結末を知らせず、知ってしまったり先が読めてしまう小説はつまらないと言われてしまうのでしょう。人は未知のものや、謎やサスペンスな展開が好きな人が多いです。小説でも、サスペンスやミステリーの分野のものが非常に多いですね。
私も、小説のジャンルとしてはサスペンスやミステリーが一番好きです。やはり、どう展開するのかのドキドキワクワクが堪らないのが、理由の一つになっています。サスペンス小説には、主に刑事ものや探偵ものなどが圧倒的に多いです。確かに、犯罪捜査のプロが主人公の作品も面白いのですが、そうでないサスペンスも好きです。それは、雪山の山荘や離れ小島のリゾートなどでで、友人たちのような仲間うちで殺人事件が次々と起こり、部外者が来たくても来られないという設定になります。使い古された設定なのに、結構面白くてはまってしまうタイプのサスペンスでもあり、個人的に好きなのです。もちろん、推理小説の定番である刑事ものも好きなので、これからも全般的に楽しんで読んでいきたいと思います。

理系ミステリー

20歳の頃に好きになった人は、違う大学に通う理系の男の子でした。物事の見方が、理系と文系では根本的に違うのではないか、と思ったことは誰にでもきっとありますよね。文系の私は、理系の彼の頭の中がよくわからず、不思議に思うことがたくさんありました。
あるとき、彼が厚い文庫本に熱中している時期がありました。「へー、本読む人だったんだ」、とちょっとびっくりしながらタイトルを盗み見ると、森博嗣の『すべてがFになる』。おそらく当時でも既に人気だった本だったのですが、それまでなぜか全く目に入ってこなかった本。途端に、ものすごく興味がわきました。彼に本を借りるのではなく、自分でこっそり本を探して買って、読み始めました。なんとなく秘密にして、後で彼に、私も同じ本を読んでいると言いたかったんだと思います。そして読んでみて、彼が熱中している訳がわかりました。ものすごく面白い・・。初めて読む、理系ミステリーでした。こんなふうに頭を使う小説があるということ、その新しい感覚に私も夢中になりました。そして彼との唯一といっていいほどの共通の話題となったのです。
とはいえ、結局彼のことは、その後もよくわからないままでした。理系と聞くと、そんな思い出と共に、この本が浮かんでくるのです。

紙製のブックカバーの面白み

本屋さんで、本にかけてもらう紙のカバー。お店ごとにデザインされていて、よくよく見るととても個性的。単純に店名だけ印刷されているようなものから、オリジナルのイラストを入れているものまで、いろいろとあります。色や紙質もそれぞれ微妙に違っています。自分がよく行くお店のカバーを、電車の中で見かけたりすると、「この人もあの店で買っているのかな?」なんて妄想が膨らむことがあります。
前に、書店でバイトをしている友だちが、自分のお店のカバーがかかった本を読んでいる人を見ると、無性に嬉しくなると言っていたことがあります。見かけたら、無言でそっと「ありがとうございます」の念を送るんだそうです。それを聞いたとき、なんだかいいなぁと思いました。カバーには、本を守る役割と、プラスお店の宣伝の意味がもちろんあるのでしょうが、それ以上に、お店とお客さんをつなぐ絆であるような気がします。市販の文庫本のカバーもかわいいですが、愛着のある店のカバーを付けてもらって、持って歩くのも悪くないんじゃないかなぁ。上手な書店員さんにピシっとかけてもらったカバーを見ると、思わず本をなでたくなるような感情がわいてくるのは私だけでしょうか。

読書のリズムは私のもの

先日図書館で借りた本は少々難しい本で、本の後ろに注釈のページがついていました。本文を読みながらわからない言葉が出てきたら後ろページの注釈を見て、また本文に戻って、そしてまた注釈……。なかなか読むのが大変でした。傍注だと助かるんですけどね。途中からは注釈ページにしおりを挟んで読んでいました。読書中にわからない言葉が出てきた場合、それがキーワード的に重要な言葉であれば辞書を引きますが、それ以外の場合は、私は調べません。漢字のイメージからなんとなくこんな意味かな、と判別して進んでしまい、どうしても気になるものだけ、本文を読み終えた後に意味を調べる感じです。そうしないと読書のリズムが崩れてしまうので、もったいない気がするんですよね。読んでいる間、本の世界にはまり込んでいますから、それが現実に引き戻されるのが嫌なんです。同じ理由で、読書中に話しかけられるのもあまり好きではありません。せっかく楽しい世界にいたのに!と思ってしまいます。だから本は一人で読むのが好きです。大好きな本と枕を持って、部屋の真ん中にごろんと寝転んで、読書をする……そんな休日、最高です。最近忙しいので、今度の休みはそんなふうに過ごしたいです。

あえて本屋で頼む意味

最近欲しい本はインターネットで買うことが習慣になっていました。新刊でも本屋にないものがあったり、本屋に行くのが面倒だったり時間がなかったりで、自宅配送してくれるネット書店は非常に便利なのです。でも今、目の前のメモを眺めてうきうきしています。先日、お気に入りの本の発売日が近いことを知ったので、その日付と題名をメモに書いて貼ってあるのです。いつもならそんなことをせずにそのままネットで頼むのに、その日に限って私はなぜか、メモに書きとめ、本屋に行こうと思いました。自分の走り書きの文字で日付と題名を書いただけの一枚の紙切れが、こんなに楽しい気持ちをもたらしてくれるとは。長らく忘れていた感覚です。昔は全部、こうしてメモにして持ち歩いていたんですけどね。欲しい本一覧を作って、優先順位まで印をつけて。ちょっと遠くに行く家族に渡して「あっちの本屋でこの本あったら買ってきて」などとお願いしたこともありました。友達はあえてネットを使わず、どんな本でも、本屋に取り寄せを注文するのだと言っていました。本屋さんの活性化のために、だそうです。そういうことも大事ですよね。友達の本と、本屋さんに対する愛には、頭が下がる思いです。

本好きの聖地図書館

図書館にいたる道は、長い坂道です。両脇に木が並び、まさに並木道といった感じ。青々と茂る木の隙間から日の光が透けて、春や夏にはとても気持ちがいい場所です。秋以降は茶色い葉が靴の下で音を立てます。少しさみしげな雰囲気にはなるけれど、まるで映画の中のワンシーンのようにも見えます。凛と冷える空気の中を、落ち葉を踏みしめて歩く。着いた先は図書館で、カフェも併設されている。ほら、なんとなく素敵じゃないですか。そんな図書館には、多くの人が来ています。私が行くのは平日が多いので、若い人はあまりいません。定年を迎えた以降の方……に見える人たちが、ソファや丸椅子に陣取って、雑誌や小説や新聞を読んでいます。無駄話をする人などもちろんなく、司書の方たちも黙って仕事に専念しています。しっとりとした雰囲気が、訪れた私の身体をも包みます。図書館に安らぎに来ているはずなのに、しゅっと背中が伸びるような、そんな感じすらします。図書館が好きです。独特の静けさも、緊張感も好きです。そこまでの道のりも、もちろん本を抱えて帰る帰り道も。もっと言えば、その本を自宅で読む時間も、次は何を読もうと考える時間も好きです。本が好きな人ならば誰もが考えることを、私もときどき考えます。ああ、図書館に住みたい。